このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。
今日はXJR1300の同調調整を紹介します。近々純正キャブレターの、オーバーホールに挑戦しようと思っているのですが、その前に一通りの調整作業が、出来るようにならないといけないと思い、同調調整、スロージェットの調整を行ってみます。今回は同調調整です、アイドリング時にタコメータの針が若干ぶれるので、確認していきます。

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まずはタンクやサイドカバーを外します。ガソリンサブタンクを燃料ホースに繋ぎエンジンを掛けれる状態にします。
エンジンを掛けて、アイドリング調整ネジを回し、回転数を通常時の800回転(低めですが)から1300回転程度まで上げて一度エンジンを止めます。

回転数を上げておくことで、調整時にエンジンが止まってしまう事を防ぐためです。
キャブレターとエンジンを繋いでいる、インシュレーターのキャップを外し、4連バキュームゲージを取り付けます。耐熱性のホースだとは思いますが、エンジンの熱が当たらない様に取り回しを気を付けます。

エンジンを掛けてバキュームゲージのつまみを弛めてゲージを確認します。つまみを弛めると針が上下に動き出すので、針が微振動するぐらいまでつまみをゆっくり閉めていきます。これで確認できるようになります。
調整前に確認した所、ゲージ読みで5ほど気筒間のバラつきがありました。調整のしがいがあります。
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同調を触る前に、アイドリング時の空気が最適状態なのかパイロットスクリューを回して確認していきます。

使用したのはキャブ用のショートマイナスドライバーです。エンジンが掛かっている状態で、キャブの下側のパイロットスクリューにアクセスするので軍手必須に加え2番・3番のキャブレターは至難の業で、指先でドライバーを掴み、感覚のみで回す為、何回転しているのか分からなかったです。

結局キャブレター専用ツールを購入しました。柄が長くてエンジンから離れた位置でも、パイロットスクリューを回す事が出来ます。

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調整は元位置からスクリューを回してみて最もアイドリングが高くなる位置が適正です。純正の調整位置は2回転半(XJR1300)ですがキャブレターの状態によって前後しますので、個別の調整が必要です。
まずは純正の調整位置へ合わせてみました。エンジンがかからず落ちてしまいました、めげずに調整を続けます。
各気筒とも純正より開かずに調整を終えました、1〜2回転戻し程度。
負圧か綺麗に揃いました。

最後にアイドリング回転を戻して終了です。マフラー音を考えると、低い回転数がいいのですが、調整後エンストしにくいよう900回転程度に合わせました。
調子が良くなったかはあまり実感できませんでしたが、現時点での負圧の調整は出来ているという事で納得しました。
他にもxjr1300の整備記録を載せているので、良かったら見てください。
XJR1300 キャブレター清掃
XJR1300ホイール塗装その①取り外し編
XJR1300フロントフォークオーバーホール(取り外し編)
xjr1300 冬のメンテナンス レリーズオーバーホール
最後に、調整中関係ないとは思いますが、インシュレーターの亀裂が気になりました。交換しようかな…
