このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。
毎年寒い時期になると、寒くてバイクに乗る機会が減ってきます。
純粋に寒いというのもあるのですが、30分以上走っていると、手が冷たくなって操作性が悪くなってしまいます。私は冬用の手袋があまり好きではないので、革の手袋の中に薄手の手袋を着用しているだけなのかもしれませんが…
やはり最近のバイクで標準装備に近い、グリップヒーターなるものが欲しいなと思いまして、取り付けてみました。
①グリップヒーターの選定
②道具用意
③グリップ取り外し
④ハンドル清掃
⑤タンク取り外し
⑥ケーブル長確認
⑦グリップヒーター取り付け
⑧ケーブル仕舞い
⑨バッテリー取り付け
⑩試運転
まずはグリップヒーターを選びます。
メーカー品や無メーカー、巻き付けタイプなど、最近は種類が多く値段も3~4倍違います。
各社特徴があるのですが、
・巻き付けタイプは値段が安い、グリップが太くなる、今のグリップのまま使用できる
・交換タイプは値段が高い、グリップは同じ太さ、スイッチ一体と別体がある
・無メーカーは激安、機能性は???
という違いがあります。
私はやはり、使用感や安全性を考えて「DAYTONA」製の”ホットグリップ”にしました。
DAYTONA デイトナ ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn 価格:11,574円 |
次に作業するのに必要な道具を用意します。
パーツクリーナー、ペーパーやすり、+-ドライバー、接着剤、端子、インシュロック
などがあれば取付ができます。
欲を言えばエアブローガン、4極リレーがあればより良い作業が出来ます。
グリップ交換タイプなので、古いグリップを取り外します。
その前にグリップエンドを外します、プラスドライバーで緩めて抜くだけです。
グリップは大変かもしれませんが、-ドライバーでコジコジして外します。
なかなか外れないときは、精密ドライバーやエアブローガンで、エアーを送って外して下さい。
ハンドルに古い粘着が残っていると思います。パーツクリーナーと、ペーパーやすりできれいにしておきましょう。
粘着質が残っていると、接着不良になって、運転中にグルグル回ってしまうかも…
そもそも作業するのに気持ちいいもんじゃありませんしね。
XJR1300はシートを外し、10mmのボルトを外すと、タンクの固定が取れます。
後は燃料ホースを引き抜いて、タンクを後ろにスライドすると、タンクが外れます。タンクの底についているエアベントチューブも外して下さいね。
車種により取り外し方は違いますが、配線を上手くバッテリーまで引き回す為には必要だとおもいます。
取り付けるグリップヒーターによっては、電源ケーブルの長さが足らないといった事もあるかもしれません。
仮に伸ばしてみて、足りるかどうか確認しましょう、足りなければ、エーモンなどから販売されている車用配線キットで足しましょう。ホットグリップはそのままで十分足りたので、メーカー品なら大丈夫だと思います。
配線コード 黒 0.5SQ(20M) エーモン 2571 AMON 価格:823円 |
いよいよグリップヒーターの取り付けです。
ハンドルに接着剤を塗って、ハンドルをはめこみます。外す事は無いと思いますが、今回は外したい時の為に、グリップの両端のみ接着剤をつけました。接着剤が強力なのでそれだけでも十分つきました。
ちなみに使用した接着剤は、家にあったのですが、KONISHIのウルトラ多用途SUです。80度くらいまで接着力があったと思います。
接着剤はくれぐれも手に付けない様に!
接着剤 『ボンド ウルトラ多用途SU プレミアムソフト クリヤー 10ml #05139』 コニシ KONISHI ボンド 価格:501円 |
グリップから伸びているケーブルを、コネクタに差して、バッテリーまでケーブルを這わせます。注意点としては
・ハンドルを切った時に当たらない事
・熱の高い場所に触れさせない事
・挟まれることが無い事
一度取り付けてしまえば、そうそう外す事は無いと思います。時間をかけて位置を決めて、インシュロックで固定してください。
後は電源の取り出しだけです。バッテリーのマイナス端子、プラス端子を取り外して取り付けましょう。取り付ける為の端子は、付属していないので自分で加工する必要があります。私はギボシ端子をバッテリーから出して取り付けました。
ここで注意点ですが本当はキーONで入る電源から取った方がいいです。バッテリー直接だと、ヒーターを切り忘れた時に、バッテリー上がりになる恐れがあります。後日リレーを購入して、燃料計の配線からON信号を取る予定ですので、今回はこのままです。
【定形外郵便】【代引不可】エーモン 3235 リレー 4極 DC12V車専用 20A 1245後継品 価格:880円 |
グリップヒーターのボタンを押して電源を入れます。じんわり温まってきて、素手だと熱いくらいです、これなら期待できます。(^^♪
グリップの接着剤も硬化し始めていると思うので、動かない事も見て下さい。
タンクの取り付けも忘れずに。
1月の寒い時期に走ってみましたが、やはりグリップヒーターは違いまs。今まで手が冷えて動かしづらかったのですが、暖かいだけで良く動きます。手の甲は若干寒いですが…
春や秋の峠でも活躍してくれそうです、メーカー物ですので少々高かったですが、操作感と発熱具合は満足です、付けてよかった。
これから導入しようと思う人の参考になればと思います。