このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。
「こんな所にフックがあったらいいのにな」とか、「飾り用の棚が欲しいな」とか、家の中では快適に過ごしたいので、そんな悩みが色々出てきます。そんな時木工で物を掛けたり、棚を作ったりして、壁に取り付けてます。
木工を始めた頃は、適当に下地(間柱)を探していました。
柱の間隔を見て、手の甲でトントンと壁をたたいたりして、カンをたよりにビスを打ち込んでいました。
しかし、常に下地にビスが刺さるわけではありません。時には石膏ボードに打ったり…間柱の端に当たってしっかりビスを打てなかったり…失敗も数多くしてきました。
あるていど木工も慣れてきて、これからもDIYを続けるために、下地を探す道具があったらいいなと思うようになりました。そこで今回は下地を探すための道具を2つ紹介したいと思います。
いくら道具があっても、壁の全てを調べていたらキリがありません。まずは間柱の間隔を知って目星をつけましょう。
大きい柱と柱の間にある小さい柱の事。それ自体に家を支える強度はありません、壁を支えるのが役目になります。
柱の感覚は家によって違います、1000mm間隔か910mm間隔で立っています。その真ん中に間柱が縦に立っている事が多いです。
壁を見てみて「ここらへんかなぁ」とイメージしてみて下さい。
次に手の甲でビスや釘を打ちたい所を軽く叩いてみます。
間柱や柱だと「ゴッ」っと硬い音が、石膏ボードだと「コンッ」と反響する様な音が鳴ると思います。
確認の意味も含めて周囲もたたいて、音の変化を確認して下さい。
ここまでやれば、おおよそ間柱の位置が分かったはずです。
ここから道具の力を借りて、正確な下地を探していきます。
下地センサーは下地のある所で、ランプとブザーで教えてくれる道具です。
私が使用しているのはシンワ製の下地センサーにです。壁内の密度に反応してし、ランプでピンポイントに境界がわかります。19mmの壁厚まで使用でき、電源警告機能もついてます。値段は2000円程度でした。
使い方はですが。壁に当ててボタンを押し、準備マークが緑に点灯します。そのまま横に並行移動すると矢印のランプが壁面に出てきて、ココですよと分かるようになります。鉛筆などで印をつけると良いです。反対側から同じように反応させると、間柱の境界がはっきり分かるようになります。
ビスやクギは、境界の中央を打てばいい訳です。下地があってしっかり打ち込めます。
ビスを打ち込む前に、本当に下地があるのか不安になると思います。下地センサーも間柱に節があったりして、思う様に反応しない時もあります。
そんな時、最後の確認をする為に使用するのがどこ太です。
細い針を壁に刺して、重くなるとそこに下地があることが分かります。
使い方は…刺すだけです。
ただ専用品なだけあって、スプリングで押さないと針が出てこない事と、マグネットで下地に金属があることを教えてくれます。また使わないときはロックを掛けて、針が出ないようになっており安全です。
ここまでやると完璧に下地の存在がわかり、安心してビスを打つことができます。
家でDIYをするときに、下地をきっちり調べて行うことで、失敗する確率がぐんと減ります。
いちいち調べて確認しながら、ビスを打ち込むのはめんどくさいかもしれませんが、慣れてくると、手早くできるようになります。
自分の腕を向上させる意味でも、道具を活用して、かっこよくDIYしましょう。