DIY

省エネ対策コンセントカバー

このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。

今年も冬になり寒さが厳しくなり、朝晩や帰宅時などに冷えを感じる事が多々あります。
快適な住環境を作っていく為、時間があるときに、寒さを感じる所の改善を行っていってます。
今回はコンセントやスイッチ類に冷気を感じるので、塞いでいく事にします。


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感想(2件)

今回行う方法は、電気工事の資格を保持している方が行う施工方法になります。知識の無い方が行うと、施工不良になる可能性があり、火災・破損・結線不具合になる恐れがあります。くれぐれも安易に真似しないようにお願いします。ただ・・・資格を保持していない方でも出来る施工法もありますので、参考にしてください。

①ブレーカーOFF

まずは電気を遮断します。遮断しないと触れた時に・・・電気が走っちゃいます。☠
洗面所やキッチンに付いている、家庭内のブレーカーBOXを探します。そこで対象のブレーカースイッチを、上下に移動して対象エリアの電気を切ります。電気工事士の方が表示をしてくれているはずなので、見当はつくと思います。

②テスターで電圧測定

次に電気が通電していない事を確認するため、テスターで確認をします。
テスターのダイヤルをAC「250V」にあわせて、コンセントの穴に先端を差し込みます。テスターの針が振れなければ電気を遮断できています。不安であればブレーカーを落としていない部屋へ行き、コンセントに差して、確認しましょう。針が振れると思います。

③コンセントカバーを外す

コンセントの化粧カバーは、メーカーによって外し方が違うかもしれません。Panasonicのコンセント系は、手の爪をカバーの隙間に入れると、外す事ができます。
化粧カバーを外すと、化粧カバーの枠が見えますので、ビスをプラスドライバーで弛めて、枠を取り外します。ネジは全て外さなくても、落下防止のために枠に付けたままでOKです。

化粧カバーを外すと冷気を強く感じたので、ティッシュを当てて空気の動きを見てみました。
開口部から、結構な冷気が出ている事が分かると思います。
近年建てられた住宅は、このような事も少ないかもしれません。2008年頃の建築ですので、それ以前の住宅では同様の現象になる可能性があります・・・

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④コンセント本体を外す

コンセント上下の長ネジを取り外すと、コンセント本体の枠が取り外せます。
これで壁とコンセントの切り離しが出来たので、裏側の作業が出来るようになります。


⑤配線を外す

配線を外す前に、後で間違って配線を差してしまうと正常に通電しなくなるので、目印をしました。
写真では赤のマークを自分で分かるように印をしています。

外し方は配線の近くに長細い穴があるので、マイナスドライバーで強く押し込みます。押し込んでいる間に、配線をクネクネ引っ張ると線が抜けます。
壁から出ているねずみ色の被覆ごと、少し壁から引き出してあげると作業しやすいです。建築時に、少し余裕を持たせて電気工事しているはずですから。

~電気工事士の資格がない方向け~
配線は抜かずに、防気カバーに切れ込みを入れます。

そのあと機密テープで塞いであげれば同様の効果が期待できます。
気密テープは粘着が強いので、しっかり止まりますし、施工が楽です。

⑥防気カバーの枠に両面テープを貼る

防気カバーを取り付ける際に、壁にしっかり沿ってくれたほうが作業しやすいので、防気カバーに両面テープを張り付けておきました。
5mm幅の両面テープを外いっぱいに貼り付けます。

⑦防気カバーの裏から配線を差す

配線は単線なので硬いです。その為、防気カバーに差すだけで簡単に穴が空きます。取り回しを考え、差す位置を決めていましたが、配線を曲げたり壁に戻したりする際に、防気カバーの穴が拡大するので、素直に配線の差す位置に防気カバーの穴を差していきました。
マークを目印に、差す位置を間違えない様に・・・

⑧コンセント本体を取り付ける

配線と防気カバーを壁に収めていきます。防気カバーを収める前に、両面テープの剥離紙を剥がしておきます。両面テープがある事で防気カバーが浮いてこないので、コンセントの取り付けがしやすくなります。
コンセントの枠を長ねじで止めていきます。防気カバーがあるせいで、少し壁の中が見えずらくなっていますが、位置を確認し取り付けて下さい。

⑨コンセントカバーを取り付ける

カバーの枠のネジと化粧カバーを取り付けていきます。カバーの枠は薄いプラスチックなので、強く締めつけると割れてしまいます。少し抵抗が掛かり、指先では動かない程度に締め付けて下さい。
最後にブレーカーを戻して、テスターで電圧測定をして作業終了です。

↓効果の確認です
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冬の寒さ対策として、今回家全体50か所程度、スイッチやコンセントを施工しました。
普通サイズのコンセントなんかは施工しやすかったのですが、2連・3連となると配線の数も多くなり、施工に時間がかかりました。また、家具や家電がすでにおいてある状態なので、動かしたり姿勢が悪い状態で作業しなければいけなかったりと、丸1日掛かりました。やりながら思ったのですが、家の中心部は効果があまり無いのかもしれません。外周部みたいに冷気が出てこなかったので・・・。

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感想(0件)


自分で出来る快適な家づくりとして、今回行いました。家の寒さが気になる人の参考になればと思います。
最後に今回使用した部材と工具を記載しておきます。

防気カバー WV24919
防気カバーWV24921K
防気カバーWV24939
気密テープN740W01

5mm両面テープ
テスター
電動ドライバー
マイナスドライバー
はさみ
マジックペン

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