このブログでは、サラリーマンの私が趣味で楽しんでいるDIYや、家の補修に挑戦した記録を綴っています。
勉強しながら少しずつ実践を重ね、自分の“やりたいこと”を通して、暮らしがもっと豊かになればいいなと思いながら続けています。
ここでの気づきや経験が、皆さまの生活の中でちょっとしたヒントになったり、参考になれば嬉しいです。

冬になり、スタッドレスのタイヤ交換をしようとエアコンプレッサーの電源を入れたところ…
「ブーン」という音はするのに、ピストンが一向に動かない!
焦りましたが、原因を調べるために分解・点検を開始しました。

まずは基本のチェックから。
✔ 電源コードの断線なし
✔ 過剰な発熱なし
✔ スイッチの接点の確認

電気は来ているみたいです。

次に疑ったのはコンデンサー。

理由:
コンデンサーが劣化すると、モーターの始動トルクが不足し、回転しないことが多いからです。

コンデンサーを覆っているカバーを外すと、見事にパンクしていました、
そこでこれが動かない原因と断定しました。

🔧 用意したもの
✔ 新しいコンデンサー(型番:CBB60 コンデンサ 80uF モーター ランニング コンデンサ AC 450V/250V/100V 50/60Hz )
✔ プラス/マイナスドライバー
✔ 絶縁手袋、保護メガネ

コンデンサーは電気を蓄える部品なので、放電してから取り扱いましょう。
実際には、放電用の抵抗など家に無かったので、3日ほど電源を抜いてから作業しました

① 電源を必ず切る

当然ですがコンセントを抜きます。
抜いた後も電源スイッチをON・OFFさせて動かないことを確認しましょう

② カバーを外す

プラスドライバーでカバーを取り外すことが出来ます、
コンデンサーの劣化の判断は「膨張しているか」です
身近な例で言うと、スマホやモバイルバッテリーが劣化してくると、
膨れてくるので、似たような状況です。コンデンサーも電気を蓄えますし。

③同じ型式のコンデンサーを購入する

購入したのは、楽天です。
そもそもコンデンサーなんてものは、そこいらでは購入できないと思います。
秋葉原なんかの電気街が近くにあれば・・・

uxcell CBB60コンデンサー 蓄電器 キャパシター 80uF 450V AC ダブルインサート 50/60Hz シリンダー 122x49mm ホワイト エアコンプレッサー用

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④古いコンデンサーを取り外す

付いているコンデンサーの2本の配線をニッパーで切り、外します。
放電できているか不安だと思いますので、絶縁手袋を装着して作業しましょう。

閉端子の本体側で配線を切りました。

⑤新しいものと交換

新しいコンデンサーには端子が装着されており、不要なので端子を切ります。
家にスリーブ付きの圧着端子があるのでこれを利用します。

⑥配線・固定を戻して完了

カバーを元に戻して、電源を入れます。

なんと…
「グォーン!」と力強くピストンが回転し、圧縮空気が復活しました!

⑦まとめ、関連記事/タグ

今回は原因の特定から、修理までスムーズに行うことが出来ました。
ピストン周りのメカ部分が動かなくなったり、エアー漏れがあったりすると
分解整備が必要なので、長期間使えない状態が続く所でした。

✔ ピストンが動かない時はコンデンサーを疑おう
✔ 計測器があると診断が正確になる
✔ 安全第一で作業を!

このような家庭用の機器故障の多くが消耗部品の劣化によるものです。
ぜひ参考にしてみてください!

他にも家電の修理をしています。

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