このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。
洗面所の照明が従来の蛍光灯タイプのなので、何年かに一度は写真の様に、点灯不良を起こして交換していました。
その為、点灯不良が起こるたびに、蛍光灯を買いなおしていましたが、この度LEDに交換し、長寿命化を図っていきます。
交換にあたり、蛍光灯タイプからLEDにするには、安定器のバイパスをしないと、無駄な電力を消費するので、簡単ですが加工を行う必要があります。
簡単に実施できるので、省エネを考えている方は、参考にしていただければなと思います。
まず始めに、既存の照明の種類を確認します。
家の照明器具の型式は、KOIZUMI製「AU-4933」です、使用している蛍光管は「FCL30/28」になります。この蛍光管を元に、LEDランプを購入しなければいけません。
ちなみに消費電力ですが、32Wと表示されているので、地域や契約により違いますが、1時間点灯すると1円程度かかります。
次にLED蛍光灯を購入しました。購入したのは楽天で、蛍光灯の規格「FCL30/28」に合う物を購入します。
蛍光灯の型式の読み方ですが、
FCL・・・グロースターター形丸形蛍光灯
30・・・ワット数(30W)
28・・・管径(28mm)
となります。
既存の照明の配線を確認します。
グロースターター方式なので、点灯管を取れば使用できます。
しかし、安定器の発熱の為の無駄な電気代と、10年以上使用しているので、今後の故障のリスクも考え、安定器をバイパスする事にします。(安定器が壊れると不点灯になります)
下の図が現在の照明器具の配線です。
安定器をバイパスし、コネクタ部分も不要なのでバイパス。AC100Vから直に、プラグまで繋ぐことにします。
下の図が作業後の配線図になります。
作業にあたり、電源を切ります。壁面スイッチでも切れますが、誰かがスイッチを入れるかもしれません・・・。
安全を考えて、部屋のブレーカーを落とします。
古い蛍光灯を器具から取り外します。注意しておきたい事は、あまりに古くなっていると、蛍光灯のプラスチック部分が朽ちて、ボロボロと落ちてくる事です。
上向きで作業する事が多いと思いますので、目に入らない様に十分注意しておいて下さい。作業用のメガネなんかあるといいですね。
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作業に入っていきますが、まず始めにAC100の電源が来ていない事を、テスターで確認します。
コネクタ部からケーブルを抜いて、テスターで0Vを確認しました。
コネクタ部は写真の様に、マイナスドライバーで押すと、爪が外れてケーブルが引き抜けるようになっています。
配線図通りに結線していきます。配線をニッパーで切り、被覆を剥いて圧着していきます。上向きで作業するので、体勢が悪くなります、適切な足場を用意しておくと、楽かもしれません。
結線の終わった写真です。これで安定器とコネクタは完全無視されます。
グロースターターを外して、LED管を取り付けます。よくよく見てみるとAC100の元VVFケーブルに焼けた跡が・・・照明器具も熱を持ち火災に繋がるので、注意が必要ですね。
漏電しない様に、絶縁テープで焼けた箇所を巻いておきました。
落としていたブレーカーを入れます。スイッチの状態によって、いきなり点灯する事もあるので、照明の下に誰もいない様に、注意しておいて下さい。
壁面スイッチを入れて、無事に点灯する事を確認しました。
明るさは十分、むしろ蛍光灯ではプラグの部分が光りませんが、LEDだとキレイに光ってくれるのでいいですね。
カバーを付けて無事に作業を終える事ができました。
蛍光灯のLED化については、点灯管を外すだけで、対応できる商品もあります。しかし今回安定器のバイパスを行って、良かったなと感じています。
良かった点は
①安定器の使用電力を抑えられる
②火災の予防ができた
特に照明器具ごときで家が燃えるなんて、思いもしませんでしたが、「ケーブルの焼け⇒漏電⇒ホコリ・木材に引火」というパターンもあり得るのかなと思います。
次回からの作業も、点検もかねて周りも十分観察していきたいと思います。
他にも家に関わるDIYをやっているので良かったら見ていって下さい。
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