DIY

ウッドデッキを作る。

このブログではサラリーマンが趣味や家の補修を行ったことを記録するブログです。DIYを通じながら勉強と実践を繰り返し、自分のやりたい事で豊かな生活を送る事が出来ればいいなと思っています。学びになる事や、皆様の生活にも少し役に立ったり参考になることがあれば幸いです。

家を建てたときに作ってもらったウッドデッキ。11年経過してあちこち傷みが出てきて使えない状態になりました。下手に使うとケガをするかもしれないので解体する事にしました。古いウッドデッキの壊す前の動画です。                     

あちこち腐ってて、とても歩ける状態じゃありません。隙間から草も生えててここだけ見ると廃墟みたいに見えます…(自分の家ですが)。

定期的に塗装はしていたのですが、この上で三輪車を走らせたり、巨大プールで遊んだりとかなりハードな使い方をしていた事、デッキ面の板が沿って雨が溜まりやすい事が、痛みを早めてしまった原因かなと。

痛んでいる所だけを交換して直せるか…と思いましたが、やっぱりダメですね。このウッドデッキは解体するしかないです。

  

解体には丸鋸を使用して、切り刻んでいきました。丸鋸の刃ですが、いつも黒というよく切れる刃を使用していますが、刃にビスが当たってしまうといけないので、刃は丸鋸付属の切れない刃に、交換して切っていきました。            

解体が終わり残骸が大量に出ました。総重量4~500Kgはあるでしょうか…。軽トラに乗せてクリーンセンターへ捨てに行きました。解体から廃棄まではただの筋トレです、クリーンセンターでは、上に積んで捨てないといけないので、砲丸投げのごとく放っていました。

せっかくなので基礎の周りに防草シートを敷きました。草が生えてカオスな見た目にならないようにするためです。このシートはAmazonで購入した物ですが水を全く通さないので大丈夫か?と思いましたがシートを固定する為にピンを打ち込むので、その穴から水が捌けていきました。水溜りにならなきゃいいのでこれで良しとします。

 

基礎を元に新しいウッドデッキの図面を起こします。使用したソフトはjwcadというフリーソフトで、会社の先輩が使用していたのを見て、勉強して使えるようにしました。cadがあると細かな寸法まで事前に計算できるので、シュミュレーションにとても役に立ちました。

 

木材は土台はWRC、床材は防腐剤入りの杉を使用して作る事にしました。本当はイペなんかの木材がウッドデッキにはいいんでしょうけど、予算の関係上この材を選びました。正直子供が大きくなるまで、10年くらい使えればいいかなと思っています。注文したのは山梨県の木工ランドでお願いしました、保管場所に困るので進捗に合わせて、3回に分けて配送して頂きました。

ここまで出来たらあとは図面通りに組み立てるプラモデルです。寸法通りにカットして塗装です。カット作業は作業台の上で行うのでやりやすいのですが、塗装は地面に近い所で塗装するので腰が痛くなります…助っ人です、子供にも手伝ってもらいました。腐らなければいいので「たっぷり塗って!」とお願いしました。

     

乾燥したら土台の組み立てです。mm単位で設計しているので、ズレはほぼありませんでした。若干木材の曲がりがありましたが許容範囲内です。

第2便で床板が届いたので塗ってビスで固定していきました。今回使用したビスは4.8×62mmのブロンズです、屋外なのでステンレス製。下穴には3.5×10×60Lの皿取錐を使用しています。ビスの数が1000本以上になりましたが錐の切れ味は落ちませんでした、さすがスターエム!

 

床板も寸法通りできれいに収まってくれました。一部柵を取り付ける為、トリマーを使用して現物加工しました。嫁が布団が干したいと申していたので、物干し用の柵です、前よりも使いやすくなりました。使った床材の品質は表面もとてもきれいで満足しています、杉で柔らかいので素足でも歩きやすいです、防腐剤注入済みなので後は何年持つか、これからじっくり観察していきます。

 

 板を張った後ですが、支柱の間隔が1mなので真ん中を体重80Kgの大人が踏みつけると少し歪みます。( ゚Д゚)これではまずいという事で、3回目の便で補強の板を注文し、がっちりさせました。

 

完成です。まとまった休みがあったので短期間で作る事が出来ました。家族にもとても好評で時間をかけて作った甲斐があります。しばらくやってなかったですが、また外でBBQを楽しむ事が出来るようになりました、ウッドデッキが楽しい思い出を作ってくれることでしょう。(^O^)/ 

 

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